秋の行楽シーズンを迎え、登山やキャンプ、紅葉狩り、キノコ狩りなどで山に入る機会が多くなります。
秋に入ると熊も冬眠に向けた準備のため、行動が活発になります。
行楽や農林作業等で山に入る場合は、ツキノワグマとの遭遇にご注意ください。

ツキノワグマの被害にあわないための注意点

  1. ツキノワグマの出没情報に注意し、危険な場所には近づかない。
  2. 山林に入るときは、2人以上で行動する。
  3. 早朝や夕暮れ時にはクマの行動する時間と重なるので、鈴、笛など音のなるものを身に着け、クマに自信の存在を知らせる。
  4. 遠くにクマを見つけたら、刺激しないように慌てず、騒がず静かに立ち去る。
  5. 子グマを見つけたら、速やかに立ち去る。

集落や民家へツキノワグマして誘引して人身被害につながるのでご注意ください。

  1. 自宅や集落周辺のカキやクリの木の収穫ではとり残しがないようにする
  2. 放任果樹や必要のない果樹は伐採すること
  3. ツキノワグマの大好物なハチミツはクマを誘引する確率が高いため、集落内で養蜂箱が設置してある場合は、ハチミツを速やかに収穫するか、電気柵で囲んだ上、周囲に注意喚起や情報共有しておいてください(できるだけ民家から離れた場所に設置して電気柵で囲うこと)。

(参考)ツキノワグマは餌に対して執着心のとても強い動物です。

一度、餌のあるところを認識したら何度も出没して食害の拡大や、さらには人身被害につながる恐れもあります。
また、食害を確認したらすぐに役場に連絡をお願いします。

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