町長

プロフィール

名前
嘉戸 隆(かど たかし)

生年月日
1964年3月18日

略歴
1976年 3月 邑智町立粕渕小学校卒業
1979年 3月 邑智町立邑智中学校卒業
1982年 3月 島根県立出雲高等学校卒業
1987年 3月 東京都立大学経済学部卒業
      4月 大和証券株式会社入社
(マーケティング戦略室長、証券仲介事業部長、営業企画部長、静岡支店長、コンプライアンス部長、横浜支店長、大和投信株式会社CS第二部長などを歴任。94-95年香港現地法人駐在、00-01年米国留学)
2018年11月 美郷町長就任
2022年11月 美郷町長就任(2期目)

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美郷町はこんなところです

島根県のほぼ中央に位置し、その南北を中国地方最大の「江の川(ごうのかわ)」が貫流。緑豊かな山々に囲まれ、美しい自然風景が四季折々の姿を見せます。
自然だけなく、石見銀山街道や神楽、美肌温泉、山くじら、最先端のICT教育など、美郷町は「自然豊かで健康的」「歴史と伝統を大切にする」まちである一方で、「知恵があり、時代の最先端を走っている」まちです。

要覧2020

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こんな美郷町を目指しています

私には、目指したい町のビジョンが2つあります。

一つは「活気あふれる明るい町」です。
町の活気は、行政の押し付けで生まれるものではありません。住んでいる人たちが自ら考え、協力しあい、活き活きと取り組んでこそ生まれてくるものです。そして、そうした取り組みに対し行政でなければできないことを全面的に支援する。そのような精神に基づいた活気あふれる町を目指しています。

もう一つは「町外と活発な交流のある町」です。
人口減少、過疎化が進行する町を取り巻く環境を考えたとき、内輪の頑張りだけでは限界があります。町外のひと・もの・かね・情報を取り込んでいくことが今後の町の発展には不可欠です。積極的に外部の知見を取り入れ、交流人口、関係人口(活動人口)の拡大を図り、美郷町の強みを活かした未来志向の取り組みが生まれる町を目指しています。

2022年は、2つのビジョンの実現に向けて、これまで取り組んできた事業や構想が芽を出し、つぼみとなり、実を結び始める「前へ進める年」と位置づけて、細心かつ大胆に取り組みを推進していきます。

令和2年度国勢調査において、5年前と比べた人口減少率が▲11.1%と県内市町村中最大になり、町の衰退に拍車がかかっている現状があらためて浮かび上がるなど、足下は厳しい状況にあります。
しかしながら、これまで進めてきた取り組みの芽が出始め、将来に向けた明るい兆しも見え始めています。美郷バレーの取り組みでは、麻布大学フィールドワークセンター開設による学生等の来町・滞在や、参画企業等の町内での活動が活発化し、事業所の開設、雇用も生まれています。また、サテライトオフィス「みさとと。ネスト」開設による事業者の進出や民間賃貸住宅の建設などで定住者の住まい確保も進み、そして、美肌県美肌町や雲海などの観光コンテンツも充実してきています。さらに、バリ関連では、予定されている技能実習生の来町やガムラン音楽を通じた関係人口・交流人口づくりが始まっています。

アフターコロナの時代には、世の中の価値観や行動様式が大きく変わることが予想されています。戦後長い間、“大規模” “集中” “効率的”である大都市にヒト・モノ・カネ・情報が集まり、大都市を中心に世の中が回り、その対極にある中山間過疎地域は疲弊の一途を辿ってきました。
しかし、新型コロナによって大都市の「過密」のデメリットが顕在化し、その対極にある「過疎」に象徴される地方に目が向けられようとしています。
見方を変えれば、これまで人口減少や過疎に苦しんできた典型的な中山間過疎地域である美郷町にとっては大きな潮目、チャンスが到来します。

美郷町は高校がない、中核病院がない、鉄道がない、ホームセンターやドラッグストアもない辺境の町です。
しかし、いつの時代も、どこにおいても、「革新は辺境から」始まります。
氷河期に生き残ったのは当時最強の恐竜ではなく、環境変化に適応した少数の生き物たちです。
身を縮めてコロナという嵐が過ぎ去るのを待っているだけでなく、「何もないけど知恵がある町」として、しなやかに、細心かつ大胆に、美郷町の未来を切り開いていきたいと思います。

皆様のご支援をよろしくお願いします。

2022年3月

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ソーシャルデザインの取り組み

美郷町は、全国でもいち早く高齢化・人口減少が進行した地域であり、それに伴う社会課題が数多く顕在化しています。
そこには、近い将来訪れるであろう日本の縮図があります。
見方を変えれば、美郷町は「課題先進地」です。「周回遅れのフロントランナー」として、直面する課題に向き合い、積極的に『ソーシャルデザイン』に取り組んでまいります。

しかし、美郷町だけではできることは限られています。
高い志と優れた知見・技術を有する企業・団体や研究機関からのご提案をお待ちしています。

ソーシャルデザイン

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