動物駆逐用煙火(連続発射式)による事故の防止について
鳥獣等の動物駆逐に用いられる花火(連続発射式動物駆逐用煙火)の使用中に、持ち手付近が破裂し、指を欠損する等の火薬類の事故が多発しています。
動物駆逐用煙火は、一般に販売されているがん具煙火(おもちゃ花火)と異なり、威力の強い火薬が用いられており、万が一、製品の異常な破裂等が発生した場合には、指や手の一部を欠損したり、飛散物や爆音により重篤な怪我をするおそれがあります。
消費者におかれましては、取扱説明書の使用方法を遵守するとともに、下記の注意点を厳守してご使用願います。
【注意事項】
1.製品は直接手に持たず、杭などで地上に固定して使用すること。
2.やむを得ず手に持って使用する場合は、以下の注意点を厳守すること。
販売事業者が提供する専用の手持ち用ホルダーを使用し、使用時には、ホルダー底面に手が触れない位置で、可能な限りホルダーの下側を持って使用すること。また、ホルダー底面は体に向けず、ホルダーはできる限り体から離して使用すること。
使用する専用ホルダーの変形、さび、ひび割れ等の有無を確認し、異常が有るものや、過去に一度でもホルダー内部で製品が破裂等の異常燃焼をしたものは、使用しないこと。
専用ホルダーは、万一、製品が手元で破裂等した場合の被害を完全に防止することはできないため、ゴーグル、耳栓、革手袋などの防護具を併用すること。