子どもの上手な医療のかかり方
誰もが安心して医療を受けられる制度を維持するために、適正受診で医療を守りましょう
コンビニに出かけるような軽い気持ちで時間外受診をしたり、なんとなく大きい病院のほうが安心といった理由で大病院を選んだりしていませんか?このような医療のかかり方が続くと、医療従事者が疲弊するだけでなく、本当に必要な人が医療を受けられない事態になりかねません。
これからも必要な時に安心して医療を受けられるようにするためには、一人ひとりが医療機関の適正な受診を心がけることが必要です。日頃から、ここでご紹介する5つの心得を意識して実践し、医療を守りましょう。
心得1 かかりつけ医・かかりつけ薬局を持つ
日常的な診療や予防接種・健診などで、継続的に受診する「かかりつけ医」を決めておくと、子どもの体質や発育歴なども踏まえて、総合的に診てもらうことができます。
また、いつも薬を調剤してもらう「かかりつけ薬局(薬剤師)」を決めておくと、体質や薬歴、アレルギーの有無などを継続的に記録してもらえます。
併せて、薬の重複や「飲み合わせなどのトラブルを防ぐために、お薬手帳は一冊にまとめておくことも大切です。
心得2 受診は平日の診療時間内に
休日や夜間などの救急外来は、受けられる検査も薬の処方も限られます。緊急の場合以外は、平日の診療時間内にかかりつけ医を受診することが、よりよい医療を受けることにつながります。
休日・夜間に緊急性の低い受信をすると・・・
〇診療までの待ち時間が長い
〇専門的な検査ができない
〇高い医療費がかかる
心得3 休日・夜間の子どもの急な体調不良で困ったら電話相談を利用する
休日や夜間の子どもの急病で、今すぐ医療機関を受診するか判断に迷ったら、まずは#8000(全国同一の短縮番号)に電話を!小児科の医師や看護師に相談できます。
困ったときは #8000
心得4 救急車の適正利用を心がける
明らかな軽症での利用や、タクシー代わりの利用など、安易に救急車を呼ぶ行為は、本当に救急車が必要な人が利用できない事態を招きます。救急車で搬送され、緊急性が認められなかった場合には、費用が発生することもあります(子ども医療費対象外)。
意識がない、呼吸困難、交通事故に遭ったなど、明らかに緊急のときは、救急車を要請して下さい。
心得5 薬のもらい方を見直そう!
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、有効成分は先発医薬品と同じで効き目や安全性についても国が認めている医薬品です。ほとんどの場合、先発医薬品より価格が安く、医療費を節約できます。また、味や飲みやすさ、使用感が改良されているものもあります。ジェネリック医薬品についてはこちらに詳しく記載しています。
https://gov.town.shimane-misato.lg.jp/jinsei/kosodate/generic
病気やけがで医療機関に係るとき、その費用の大半は公的医療保険が負担し、私たちは窓口負担分を払うだけで済んでいます。子どもの医療費の場合、医療機関を受診しても、島根県や美郷町が独自の助成を行っているので窓口での支払いがありません。
しかし「支払がないから」と安易な受診を繰り返すと、結果的に「保険料の引き上げ」や「増税」という形で、最終的には私たちの家計の負担が増えることになるのです。

医療のかかり方を少し変えるだけで、医療費の削減につながります。
一人ひとりが医療費に関心を持ち、適正受診を実施していくことが大切です。

