1月21日 人権ふれあい公演会が開催されました!
雪が積もる都賀地域で、寒さも吹き飛ぶような、熱い公演会が開催されました!
講師紹介
浅香太鼓集団「獅子」
大阪市住吉区の浅香を拠点に活動される和太鼓集団。1988年に結成され、今年で29年目を迎えられます。
大阪市の6つの和太鼓チームで構成される、和太鼓ユニット「絆」にも所属され、国内外で演奏活動をされています。和太鼓の演奏を通じて、人のたいせつさ・人と人とのつながり・命の尊さを伝えたいと活動しておられます。
当日の様子
会場には大和中学校の全校生徒と、町内からお越しの方々の約150名が来場されました。
公演の初めに、浅香地区で起こった差別の歴史や、その差別の解消に向けて「まちづくり・人づくり」に奮闘した人々の記録を、映像を通して学びました。
その後の和太鼓の演奏では、獅子の「人と人とのつながりや命の尊さを伝えたい」という想いが、力強い音にのって来場者に届けられました。全身を使った身軽なパフォーマンスで、思わずクスッと笑いを誘う演出もあり、会場全体が手拍子で盛り上がりました。
演奏後、来場者と一緒に和太鼓を叩いて交流する時間では、大和中学校の生徒たちがこぞって参加し、貴重な体験をすることができました。
講師の一人である山本周平さんは、来場者へ「差別やいじめにNOと言える人になろう」と投げかけ、これからも獅子の活動を通して人権への想いを伝え続けていきたいと話されました。
差別と闘い、ふるさとの町をつくり上げていく浅香地域と、力強く信念を持って活動する獅子の皆さんに、強く心打たれる公演でした。今も根深く差別はあります。差別に立ち向かい、声を上げる勇気を持ってほしい。そんな願いが会場全体に届けられました。