伝統芸能と光の祭典が開催されました

 光の祭典

 毎年、都賀本郷にある松尾山八幡宮の秋祭りに合わせて、都賀地域の方々が、地元の竹を伐採して作った灯籠(とうろう)を並べてお祭りを盛り上げています。

 今年も伝統芸能と光の祭典運営委員会が結成され、各連合自治会や松尾山八幡宮の宮総代の方々と一緒に、公民館でイベントの計画・実行をしていきました。

 

 竹の伐採・加工

竹林

 今年は上野・都賀本郷・長藤地域で各700本ずつ竹灯籠を切り出す作業を行いました。竹灯篭の制作は、地域の山から竹を切り出してくるところから始まります。重たい竹を一本一本丸ノコで斜めに切り、竹灯籠を作っていきます。

竹の裁断

 

会場準備

会場

 竹の加工が終わったら、今度は会場へ並べていく作業です。竹の本数2100本以上!車が入れるところまでは軽トラックに乗せて、あとは両手に抱えて運びます。並べる場所は急な斜面ばかりなのでクワで掘ったり石で囲ったりして竹灯篭を立てていきます。老若男女問わず、協力して作業を行いました。

小学生作品

小学生たちが、地域の方々と家族で一緒に作った竹灯籠も会場に並び、境内を華やかに彩りました。

当日の様子

 当日はとても天気が良く、この時期にしては暑いくらい日差しが射し、絶好の祭り日和になりました。

楽打ち

 昼間は楽打ちといって、地域の大人から子どもまで、伝統的な衣装を着て、楽器を打ち鳴らしながら地域内を歩きます。上野・都賀本郷・長藤の3地域から楽打ちが松尾山八幡宮に合流して、一緒に演奏しながら神社の神様を楽しませます。

楽打ち

夜はいよいよ、竹灯籠の点灯です。18時に境内に集まった人たちみんなで、2100本以上の竹灯籠に火を灯していきます。

点灯 点灯

夜も更けたころ、地元の都神楽団による奉納神楽が行われ、来場された人たちも神楽を堪能しました。

あ

 

竹灯籠