子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの定期接種について
HPV(ヒトパピローマウイルス)とは
ヒトパピローマウイルス(以下、「HPV」という。)は、女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスです。感染してもほとんどの人は自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。
感染してもすぐにがんになるわけではなく、数年から数十年かかってがんに進行し、子宮の出口に近い部分(子宮頚部)にできるがんが子宮頸がんです。子宮頸がんは、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんです。
ワクチンの効果と副反応について
子宮頸がんとは、子宮の頸部(入り口)にできるがんで、ほとんどはHPVというウイルスが原因といわれています。HPVというウイルスは全部で100種以上の種類がありますが、がんに関連するのは約15種類で、その中でもHPV16型と18型と呼ばれる2種類が約50~70%の原因を占めており、さらにHPV31型、33型、45型、52型、58型を含めた7種類が約80~90%の原因を占めています。
定期予防接種で接種できる9価ワクチン(シルガード9)は、HPV16型・18型・31型・33型・45型・52型・58型の感染と感染による子宮頸部異形成を予防するとともに、HPV6型・11型の感染と感染による尖圭コンジローマも予防することが示されています。
| 9価ワクチン(シルガード9) | ||
| 予防するHPVの型 | 9種類 (6, 11, 16, 18, 31, 33, 45, 52, 58型) |
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| 予防効果の期待できる病気 | 子宮頸がん、その前駆疾患、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマ など | |
| 副反応 (発生頻度別) |
50%以上 | 疼痛* *接種部位の症状 |
| 10∼50%未満 | 腫脹*、紅斑*、頭痛 | |
| 1∼10%未満 | 浮動性めまい、悪心、下痢、掻痒感*、発熱、疲労、内出血*など | |
| 1%未満 | 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血*、血腫*、倦怠感、硬結*など | |
| 頻度不明 | 感覚鈍麻、失神、四肢痛等 | |
・ワクチン接種により、がんになる手前の状態(前がん病変)が減るとともに、がんそのものを予防する効果があることもわかってきています。
・ワクチンで防げない発がん性HPVもあるため、ワクチン接種後も20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を定期的に受けましょう。
対象者
美郷町に住民登録がある小学校6年生~高校1年生相当の年齢の方
(12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間)
ワクチン
シルガード9(9価ワクチン)
※令和8年4月1日より、定期接種に使用されるワクチンは9価のみに変更となりました。
接種回数
※1回目を接種する年齢によって、標準的な接種回数が異なります。

※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
接種費用
無料
予診票について
13歳の年齢になる年度初め(4月頃)に送付予定です。
予診票を紛失された方や転入されて美郷町の予診票をお持ちでない方で、予防接種を希望される方は下記の【問い合わせ先】にご連絡ください。
関連情報について
9価HPVワクチンに関する最新の情報は、下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_9-valentHPVvaccine.html

