令和8年度 高齢者肺炎球菌予防接種について
2026年04月06日
肺炎は日本の死亡原因の第5位であり、成人の肺炎の約2~3割は、肺炎球菌という細菌によって引き起こされるといわれています。肺炎球菌はこのほかにも、血液の中に細菌が回ってしまう敗血症などの重い感染症の原因となることもあります。
肺炎球菌による感染症を予防するため、65歳の方を対象に高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種を実施しています。予防接種の効果や副反応などを十分理解した上で、接種するかどうかを判断してください。
肺炎球菌についての詳細は、厚生労働省のリーフレットをご覧ください。
「高齢者肺炎球菌予防接種について(リーフレット)」(PDF:1.2MB)
定期接種対象者
美郷町に住所を有し、次の(1)または(2)いずれかで1回限り
(1)65歳の方
令和7年度中に65歳になった方(令和7年度の対象者)についても、未接種の場合は66歳の誕生日の前日まで接種が可能
(2)60歳以上65歳未満の方で、心臓・腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいを有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する方(身体障害者手帳1級相当の方)
※ただし、過去に肺炎球菌ワクチンを接種した方は除きます。
接種期間
65歳の誕生日前日から66歳の誕生日前日まで
※(2)の方は令和9年3月31日まで
ワクチン
沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー20)
※令和8年4月1日より定期接種で使用されるワクチンが「23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックスNP)」から「沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー20)」へ変更となりました。
接種回数
1回
予診票
誕生月の月末頃に郵送
接種時に持っていくもの
予診票(紫色)、保険証など、自己負担金、免除証明書(必要な方のみ)
※予診票は対象の方へ送付します。
助成額
8,000円(生活保護世帯の方は全額助成)
※県内の多くの医療機関では、窓口での自己負担額が助成額を差し引いた金額になります。
※医療機関によって自己負担額が異なります。(おおよそ4,000円~)
助成申請
窓口で一旦全額をお支払いした場合、健康福祉課または大和事務所で助成申請が可能です。
申請の際には、領収書、印鑑、振込先口座が分かるもの、接種内容が分かるもの(予診票、接種済証など)が必要です。詳しくは健康福祉課までお問い合わせください。
「高齢者肺炎球菌予防接種費公費負担申請書」(PDF:132kB)
ワクチンの有効性
・重症化しやすいといわれている、20種類の血清型に効果があるとされています。
・免疫記憶効果があるため、1回接種で長期にわたる効果持続が見込まれます。
ワクチンの副反応
主な副反応として、注射部位の疼痛・圧痛、筋肉痛、疲労が30%以上、関節痛や頭痛が10%以上みられることがあります。
また、頻度は不明ですがショック、アナフィラキシー、痙攣(熱性痙攣を含む)、血小板減少性紫斑病がみられることがあります。
予防接種を受けるときの注意
予防接種の効果や副反応の可能性等について理解した上で接種を受けてください。また、疑問点等があれば、接種前に担当医師の説明を聞いて、納得した上で接種を受けてください。
また、他の予防接種との同時接種や接種間隔については、医師に相談してください。
予防接種を受けることができない方
・接種当日、明らかに発熱のある方
・高齢者の場合、接種後2日以内に発熱のみられた方及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある方
・重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
・予防接種やそれに含まれる成分によりアナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな方
(アナフィラキシー:接種後、比較的すぐに起こる激しいアレルギー反応のこと)
・その他、医師が不適当な状態と判断した場合
予防接種を受ける際に、担当医師とよく相談しなくてはならない方
1.心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患などの基礎疾患のある方
2.予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある方
3.今までにけいれんを起こしたことがある方
4.今までに免疫不全の診断を受けた方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
5.間質性肺炎、気管支喘息等の呼吸器系疾患がある方
6.予防接種の接種液の成分または鶏卵、鶏肉、その他の鶏由来のものに対して、アレルギーがあるといわれたことがある方
予防接種を受けた後の一般的注意事項
・予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療機関)とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。
・予防接種を受けた後、接種した部位が痛みや熱をもってひどくはれたり、全身のじんましん、繰り返す嘔吐、顔色の悪さ、低血圧、高熱などが現れたら、医師(医療機関)の診療を受けてください。
・接種当日はいつもどおりの生活をしてもかまいませんが、激しい運動は避けましょう。また、接種当日の入浴は差支えありませんが、注射部位を強くこすらないようにしましょう。
予防接種による健康被害救済制度
予防接種を受けたあと、極めてまれに脳炎や神経障害など重大な副反応が起こることがあります。
「健康被害救済制度」は、健康被害が生じた場合にその健康被害が予防接種を受けたことによるものかどうかを審査し、予防接種による健康被害であると認められた方に対して給付を行う制度です。
◆定期予防接種による健康被害救済制度について
予防接種法に基づく定期予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく給付を受けることができます。ただし、その健康被害が予防接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定した場合に限ります。
【相談・申請窓口】
美郷町役場 健康福祉課
定期予防接種の健康被害救済制度について詳しくは 厚生労働省ホームページ(外部サイト)

