美郷町では、高校3年生に相当する年齢以下の子どもと妊婦を対象に任意接種となる新型コロナウイルス感染症予防接種費用を助成します。該当する方で接種を希望される方は、事前にかかりつけ医にご相談ください。
※任意接種とは、予防接種法に基づかない予防接種であり、保護者または本人の希望により実施されるものです。また、定期接種として実施しているワクチンであっても、法律で定められている対象者や実施期間以外で接種する場合は任意接種とみなされます。

<対象者>

接種日の時点で美郷町に住民登録があり、以下の(1)または(2)に該当する方
(1)妊婦の方
(2)生後6か月以上高校3年生に相当する年齢以下の方

<接種期間及び接種回数>

・接種期間:令和7年10月1日~令和8年3月31日
・接種回数:接種期間中に1回(過去の新型コロナワクチンの接種歴がない場合は初回接種の回数分)
※接種期間外に接種する場合や接種回数を超えて接種した回数分は、助成対象外となりますでご注意ください。
※初回接種の回数は、6カ月~4歳2回または3回(ワクチンの種類によって回数が異なります)、5歳~11歳2回、12歳以上2回

<助成額>

全額助成

<委託医療機関>

妊婦、12歳~18歳の

子ども

波多野診療所 大和診療所

加藤病院

公立邑智病院
三上医院 星ヶ丘クリニック

三笠記念クリニック

作木診療所(三次市)
12歳~18歳の子どものみ

 河野医院

11歳以下の子ども

 公立邑智病院

※委託医療機関以外で接種される場合は、医療機関の窓口で一旦全額をお支払いいただき、後日償還払いの手続きが必要となります。

<確認事項>

・18歳以下の方は必ず保護者同伴でお越しください。
・健康保険証、母子健康手帳(18歳以下の方)をご持参ください。
・予診票の送付はありません。各医療機関が用意される予診票を使用してください。
・その他、詳細については直接、医療機関にお問い合わせください。

<予防接種費用の償還払い>

委託医療機関以外で接種し、一旦窓口で接種費用を全額支払った場合、申請書を提出していただくことで費用助成を行うことができます。
<予防接種費用助成申請書の提出に必要なもの>
・予防接種費用の分かる領収証
・予診票(コピー可)や接種済証明書、母子健康手帳の写し
・印鑑
・振り込みを希望される口座情報のわかるもの
<提出先>
美郷町役場 健康福祉課(郵送可能)、大和事務所

pdfファイル「【任意接種】妊婦・子ども新型コロナ感染症償還払申請書」をダウンロードする(PDF:107kB)

<予防接種の効果>

新型コロナワクチン接種には、発症予防や重症化(入院)予防の効果があることが国内外の複数の報告で確認されています。なお、すでに感染したことがある方や新型コロナワクチンを接種した方でも新しい変異株に再感染する可能性があります。

<接種による副反応>

主な副反応として、接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度または中等度であり回復されていることなど、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
また、重大な副反応として、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、血管浮腫など)が報告されており、接種後30分はその場で健康観察をすること、並びに接種後数日の間に胸痛・動悸・息切れ・むくみなどの症状があった場合は医療機関の受診が必要です。

<予防接種を受けるときの注意>

予防接種の効果や副反応の可能性等について理解した上で接種を受けてしてください。また、疑問点等があれば、接種前に担当医師の説明を聞いて、納得した上で接種を受けてください。
また、他の予防接種との同時接種や接種間隔については、医師に相談してください。

<予防接種を受けることができない方>

1.接種当日、明らかに発熱のある方
2.重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
3.予防接種やそれに含まれる成分によりアナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな方
(アナフィラキシー:接種後、比較的すぐに起こる激しいアレルギー反応のこと)
4.その他、医師が不適当な状態と判断した場合

<予防接種を受ける際に、担当医師とよく相談しなくてはならない方>

1.心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患などの基礎疾患のある方
2.予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある方
3.今までにけいれんを起こしたことがある方
4.今までに免疫不全の診断を受けた方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
5.抗凝固療法を受けている方、血小板減少症または凝固障害がある方
6.予防接種の接種液の成分に対して、アレルギーを呈するおそれのある方

<予防接種を受けた後の一般的注意事項>

・予防接種を受けた後30分間は、急な副反応が起こることがあります。医師(医療機関)とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。
・予防接種の副反応の多くは24時間以内に出現しますので、特にこの間は体調に注意しましょう。予防接種を受けた後、接種した部位が痛みや熱をもってひどくはれたり、全身のじんましん、繰り返す嘔吐、顔色の悪さ、低血圧、高熱などが現れたら、医師(医療機関)の診療を受けてください。
・接種当日はいつもどおりの生活をしてもかまいませんが、激しい運動は避けましょう。また、接種当日の入浴は差支えありませんが、注射部位を強くこすらないようにしましょう。

<予防接種による健康被害救済制度>

予防接種を受けたあと、極めてまれに脳炎や神経障害など重大な副反応が起こることがあります。
「健康被害救済制度」は、健康被害が生じた場合にその健康被害が予防接種を受けたことによるものかどうかを審査し、予防接種による健康被害であると認められた方に対して給付を行う制度です。

※任意予防接種による健康被害救済制度について
予防接種法に基づかない予防接種(任意の予防接種や、定期予防接種の対象期間を外れての予防接種)によって健康被害を受けた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済を受けることができます。
 
【相談・申請窓口】
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)
フリーダイヤル:0120-149-931
 
任意予防接種の健康被害救済制度について詳しくは PMDAホームページ(外部サイト)