長年の研究交流や学生受入、さらに2019年3月27日、美郷町と麻布大学で学術研究や人材育成、産業振興、教育・文化の振興などの項目で協定締結をきっかけに、同大学の付属教育施設として「フィールドワークセンター」の2021年4月の開設に向けて準備計画を美郷町と一緒になって進めています。

 計画では、美郷町粕渕の美郷町所有の複合施設「ゴールデンユートピアおおち」の創作館を改修し、同大学の研究拠点として貸し出すことになっています。

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【写真:麻布大学フィールドワークセンター予定の建物:「ゴールデンユートピアおおち創作館」】

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【写真:2019.3.27 麻布大学協定締結写真  右側:浅利昌男学長 左側:嘉戸隆町長 】

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【写真:2004年,2005年 麻布大学 ヒツジの放牧研究調査】

 

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【図:美郷バレー構想】

 

美郷町では、山くじらの取り組みを“町の強み”として産官学民が自発的に集う鳥獣害対策版シリコンバレー=「美郷バレー」を進める中で、麻布大学の誘致・進出は大きな成果につながるコロナ禍にあって嬉しい話題になります。

 

《嘉戸町長のコメント》

「これまでの交流の歴史から、美郷町にとって麻布大学は特別な存在。町全体を使っていただき、町民も巻き込んで「麻布大学第二のホームタウン」となれるよう協働していきたい。学生のホームタウンとして町づくりとともに充実しながら、町の活性化の切り札にしてつなげたい」と、センター開設後の様々な可能性に言及・期待しています。