また、12日には、島根県県立高等学校校長会の視察研修で、12の高校の校長先生が麻布大学フィールドワークセンターを訪問されました。
この視察研修時は、麻布大学から川上泰(かわかみ やすし)学長をはじめ、学長補佐、獣医学部と生命・環境科学部の学部長といった大学側幹部6人も来町され、麻布大学やフィールドワークセンターの紹介、美郷町との取組などを説明されています。

麻布大学関係者の来町が増え、地域との交流や県内の高校との連携が活発化してきています。
今後、来町、滞在が増えていく見込みであり、町民の皆様が接したり交流したりする場面も増えてくる、と思います。町民の皆様におかれましては、麻布大学の先生や学生を温かく迎えていただきますようお願いいたします。
引き続き、関係機関と連携して、「高校はないけど大学のある町」として町の活性化につなげていきたい、と思います。

最後に、9月末と10月の2つのイベントについて、お知らせします。

1つは、山くじらフォーラムです。3年ぶりの開催となりますが、9月28日から30日の3日間、「みさと館」などで開催されます。
基調講演として、麻布大学フィールドワークセンター長「江口祐輔」教授と、NHKプロジェクXなどのプロデューサーを務められ、本年6月のNHKスペシャル「獣害を転じて福となす 雅ねえと中国山地の物語」のプロデューサーとして制作の指揮を取られた「棚谷克巳(たなや かつみ)」NHKメディア総局 社会チーフリードの講演を予定しています。また、美郷バレーの取組紹介、現地研修など、鳥獣害対策に留まらない地域の課題解決や活性化のヒントが盛りだくさんの大変充実したプログラムです。

もう1つは、全国薬草シンポジウムです。
10回目となる全国薬草シンポジウムが、10月15日(土)、16日(日)に美郷町で開催されます。

主催は、薬草事業に主体的に取り組んでこられた美郷町薬用作物生産組合と美郷町薬草研究会などで構成する全国薬草シンポジウム実行委員会です。

シンポジウムでは、都賀西出身で斐川中央クリニック院長、漢方の専門家でもある下手公一(しもで こういち)先生の、長生きと漢方に関する講演など2つの特別講演、全国各地で開発された薬草産品を集めた薬草マルシェ、薬草ワークショップが計画されています。

町民の皆様も、ぜひ、お出かけいただければ、と思います。 

以上で、私からのお知らせを終わります。
今後も、町民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。