町民の皆様、新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、輝かしい希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

年頭にあたり、町議会を代表し謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は、議会活動に対しまして、深いご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
顧みますと、昨年は、東日本大震災から10年目となる年を新たな災禍であるコロナ禍で迎えることとなりました。そのような中、1年遅れの東京五輪開催などもございましたが、やはり、1都3県の緊急事態宣言に始まり、年の瀬の新たな変異株の確認と年間を通して、社会・経済への影響は甚大なものでありました。
この新型コロナウイルス感染症に関する状況が、一日でも早く収束することを願うものであります。

美郷町におきましては、昨年7月、そして8月に、50年に一度、100年に一度といわれ、甚大な被害をもたらしました平成30年7月豪雨災害から僅か3年間、令和2年7月豪雨から2年連続で同規模の豪雨災害に見舞われました。人的被害はなかったものの、江の川の氾濫により、前回と同じ箇所で浸水等大きな被害が発生しました。
さて、町では、第2次美郷町長期総合計画も前期5年間の検証を終えられ、今後5年間の計画が策定されました。本年も、地域の活性化を図るとともに、生き残りをかけた様々な施策が実施されてまいります。地方の自治力が問われることから、議会もその実現に向け、役割を果たしていきたいと思います。

また、議会では、昨年7月に任期満了による改選が行われ、美郷町議会初の女性議員を含む3人の新人議員が誕生いたしました。その町民の皆様からの負託に応えるべく決意を新たに、町政の最終決定機関として、また主権者である町民の皆様に代わり執行機関を監視・評価し、しっかりと責任を果たしてまいります。

私たち議員一同、その役割と責任の重さを常に肝に銘じ、地域の活性化と住民の皆様が安心して暮らしのできる町づくりを目指し、全力を尽くしてまいりますので、なお一層のご支援ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

結びに、本年が町民の皆様にとりまして、幸せで実り多く、大いなる飛躍の年になりますことを心よりご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。